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合作小説「涙雨」、完結しています。
あれこれ感想をもらったり、率直な意見を頂いたりできて何より。

そして久々に短編集もage更新しました。

「涙雨」を書き始める前に、
「こういう感じの女の子の話を書きたいんです」
ということを相方さんに伝えるために、一本の短編を書きました。
もう一年以上も前の話。
枠組みはそのまま「涙雨」の私側の2、3話に受け継がれていますが、
中身はまた違う話になっています。
「涙雨」をお読み下さった方は、読み比べてみると面白い、かも。
もちろん、それはそれとして独立して読むことも出来ます。

以下、短編と「涙雨」の関わりなんかについて色々。

「涙雨」というタイトルにはとても苦労しました。
どれだけお互いに考えてもタイトルが決まらないので、
もう連載開始前日の2、3時間くらい、二人で会議通話でうんうんうなって
(私はもう半分以上寝ていてごにゃごにゃ言っていたような)
「でもなんか気がついたら、私の方の話っていつも雨が降ってるんですよね。
 わりと雨がテーマになっているような気がしなくもない」
「そういわれてみれば、自分の方も結構大事なところでは降ってるような」
ということで、結局は言葉の響きの綺麗さにちょっと頼った
ずいぶんストレートなものになりました。
苦労したあとがぜんぜん見えない。
タイトルが決まってから、雨に関する比喩を少し強調してみたりもしました。
書き上げてから連載、の強みですね。
「涙雨」のことを思い出すと今も、お天気雨のきらきらした空気が浮かびます。

「雨」
という要素は、今回上げた短編(玄人娼女)で出てくる
ブラームスの「雨の歌」が呼び込んだものです。
(「涙雨」にも出てきますが。)
「玄人娼女」ではさほど大きな要素にはなっていないのですが、
「涙雨」においては思わぬ方向にふくらみ、タイトルにまでなってしまいました。
なんで「雨の歌」を出したかっていうと、
単に「何を聴いてるの?」って言われて言葉で答えるんじゃなくて
自分が聴いてるイヤホンを差し出す、という微妙な媚態を書きたかっただけで、
その時自分が好きだった曲がたまたま出てきただけなんですけども。

「玄人娼女」の登場人物は、「涙雨」においては二人の人格に分解されたようです。
今回更新のために推敲していて、そう感じました。
「涙雨」を書いているときにはそんなことほとんど意識していなかったのだけど。


というかこういう短編をまだ未成年(だった、当時は)の男の子に渡すのが
すごく恥ずかしかった覚えがあります。
今はもうなにが恥ずかしかったのかも思い出せないですけどね。
フィクションですからね!?ってすごく前置きしてから渡したような。
フィクションですよ。

内容はまた「文学コンプ」って言われちゃいそうなあれですけど、
興味があればお読みくださると嬉しいです。

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