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読んでみたら面白かった漫画と本。

「イエスタデイをうたって」(冬目景)

少し切なくて、とてもやさしくてキレイなお話。
細部の描写が丁寧に積み重ねられていて、
優しい雰囲気にゆるゆると浸りながら読める良作。

世の人はみんなこんなに真心に忠実でもないし、強くもないから
現実はこううまく行かないだろうとは思う。
そういう意味では、なし崩し的な感じがうまく描かれている
ひぐちアサの「ヤサシイワタシ」の方がずっとリアルなのだけれど
このお話はこの雰囲気で進んで欲しい、と思う。
だって創作の場ですらそういう世界が存在することが許されないなんて
そんなのちょっと、あんまりですよね。


「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一)

数年前に話題になってた時に人に薦められたにもかかわらず、
最近になってようやく読みました。
うん、面白かった。amazonのレビューでは賛否両論のようだけど。
きっと生物学の最先端の難しい研究について書かれてると思うのですが、
私のようなアホ(高校生物程度の知識しかない)でも読めるように
ある程度噛み砕いて書かれているのがとてもありがたい。

自分が「面白い」って感じたそのわくわくを、人にそのまま伝えるのって
結構難しい作業なのですよね。
でもちゃんと、上手な構成と適切な言葉(時に詩的でさえある)で
ずりずりと引っ張り込んでくれるのがすごいなぁと。

ああ、生物学から見た世界ってこういうのなんだ。
理系の人というのは、普段の日常生活の視点とは別に
自分の専門分野から世界を把握しているのですよね。
そういう、普段の自分にはない視線がとても新鮮なのです。

私はどちらかといえば、思考を積み重ねて結論に至るタイプの物差しが好きだけど
世界の解釈には多様性があって、この世の意味はいつも多義的で、
どれもきっと間違ってなくて、同じようなところを目指している
…といいなぁ。


来週からちょっとだけ忙しくなるのですが、
きっとその方が文章を書くスピードが早くなる気がします。
今年度中にはどうにかしたいものです。

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